新しいロットを先に出してしまう例
1 月入庫のロット L1(100 個)と 2 月入庫のロット L2(100 個)で、L1 を 60 個出したあと、L1 が 40 個残っているうちに L2 を出荷する代表例です。2 回目の出荷が逆転になります。
入力
入庫: ロット,入庫日,数量(1 行 1 ロット)
L1,2026-01-05,100 L2,2026-02-01,100
出荷: 出荷日,ロット,数量(1 行 1 出荷)
2026-02-10,L1,60 2026-02-12,L2,50
結果
エラー 0 件・警告 1 件・情報 1 件
指摘(エラー・警告・情報)
- 警告 出荷 2 行目 2026-02-12 にロット「L2」(入庫 2026-02-01)を出荷していますが、より古い L1(2026-01-05・残 40) が残っています。先に仕入れたものから払い出す先入先出の順序に反します。
- 情報 全体 運用の確認用です。税務上の棚卸資産の評価額の計算ではなく、評価方法の選び方の判断もしません。
| 出荷件数 | 2 件 |
|---|---|
| 逆転の件数 | 1 件 |
出荷ごとの判定
| 出荷日 | ロット | 数量 | 判定 | 残っていた古いロット |
|---|---|---|---|---|
| 2026-02-10 | L1 | 60 | 先入先出どおり | — |
| 2026-02-12 | L2 | 50 | 逆転 | L1(2026-01-05・残 40) |
検算(この結果になる理由)
2/10 の出荷は古い L1 からなので順序どおりで、L1 の残りは 100-60=40 です。2/12 に L2 を出す時点で、入庫日が古い L1 が 40 個残っているため、先に仕入れたものから出す順序に反して逆転になります。
判定の根拠は仕様と根拠に、仕様の出典とともにまとめています。自分の入力で試すにはツールをお使いください。
このツールの制約
- 数量は 1 以上の整数のみです。ロットは入庫日で順序を決めるため、同日に複数回入庫したものは別のロット名で入れても同じ日として扱います。
- 賞味期限・消費期限による先出し(先々出し)や、棚番・場所の都合による例外は扱いません。期限の逆転は検出しません。
- 出荷数量が残りを超えている場合は警告して残りを 0 として続けますが、返品・棚卸調整などの入出庫の訂正は扱えません。
- 税務上の棚卸資産の評価額の計算や、評価方法(先入先出法など)の選択の判断はしません。
ご利用にあたって
- 結果は貼り付けた記録の範囲で運用の順序を確認するものです。評価額の計算や会計・税務の判断は専門家に確認してください。